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子の心、親、知らず

  • 2015/05/22(金) 19:19:04



実家に姉が同居してくれているおかげで、


最近は、たまにしか実家に
電話しなかったり、、

遊びにいったりてえのも
それほど頻繁ではないのですが、、、



とはいえ、”たまにしか”って定義が

実家から独立なさっている方々からすると

かなり食い違う~んだと思います。



たとえば、

去年、父がまだ生きていて母と一緒に暮らしていたころは、

毎日かかさず電話をしていたし、

3日おきには実家に顔をだしていたり、


父が入院してからは、1週間に1回は
病院に顔をだしたり、母の陣中見舞いに行っていた。



この頃は、やはりシニアだけの生活だったし、

しっかり者の母とはいえ、

なんとなく、心配は心配だし、

まあ、父の様子もあったので、

いわゆる文字通り、”頻繁” だったのでございます。



姉が同居してくれて、

父が亡くなかったことにも
みんなが少しずつ慣れてきて、


となると、わたしの足も、

数週間に1度くらいの訪問とかになったり、
{それでも頻繁だよっ?!


電話にしても、

下手したら、1週間しなかったりとかで、




さきほど、「はっ!」と気が付いた。



そういや、ここのところずっと母の声を聞いてない。


まあ、姉がいるから、

何か変わったことがあれば

わたしのところに連絡は来るだろうから、

便りのないのは無事な知らせ~~

ってことではあろうとは思うんですがね。


けれど、やっぱりシニアっていうのは、

いつ何どき、頭のネジがゆるやか~~になっちゃったりとか、


そういうのが怖いわけで、


そんな母の日常の変化は、
実は、毎日暮らしている姉とかは以外に気がつかず、

外部の人間がたまに会って

『何か変~~』


って違和感を覚えることもあるに違ない!





そうだよ!そうだよ!


そう思って、むんずと携帯を掴んだノパール。

今はお相撲シーズンで、

夕方ならば、母はかぶりつきでテレビの前にいるはず!


ってええんで、さっきかけてみたの。


ぷるる、ぷるる、ぷるる、ぷるる、ぷるrr、prrrprrrprrrprrr


何度呼び出し音が流れているのに、
出やしない!


げっ?!!


何かあったのか?!



異常に心配症のわたしは、

何やら胸騒ぎ~~~


/カチッ!/

あっ、出た!


『お母さん;!』

『、、、、、』


母は携帯の受信ボタンを押してから
耳に当てるまで遅いので、

わたしの第一発生音は

いつもスルーされるのでありますが、

その待たされる間、
わたしの耳に聞こえてくるのは、
母側の様子。

いつもテレビの音が大きいので、
何を見ているのかすぐわかる~~


今日はお相撲の実況中継のはず。


だが、わたしの耳に飛び込んできた音響は、

何やら、異質な音。

アリバイテープにもで使えそうなくらい雑音で、

ちょっとした奇声やら

ジャラジャラと何かが混ざり合っている音。


『はい!』

いつものように、きびきびした母の声。

『あ、お母さん元気?』
『元気よ!』


そうかそうか元気なのかい、よかったvvよかったvv


とばかりにわたしは携帯を耳にあてたまま頷きながら、
さて、ではかわいい娘{ダレ? の近況でもお知らせしましょう

とばかりに息を吸って話そうとした瞬間、


『あのね、今、マージャン!』



実家では、この『麻雀』という言葉は、

水戸さまの印籠にも等しく、

何物も邪魔してはならないのであります。



『あ、そう。わかった。じゃね。』


あわてて携帯を切ろうとする携帯の向こう側で
母が、『はあい。』と言って、躊躇なく携帯を切る音が。

切るの、はえー!


昔から、母はお友達とマージャンをしてストレスを発散しているようで、

わたしが大学生の頃は、お仲間の家を順番に雀荘にしておりまして、

当番のおうちでは、素敵奥様ランチつき~~

とまあ、優雅に楽しくすごしておいででございました。

もちろん、実家が雀荘当番のときは、

家には大ごちそうが並びましたから

わたしは、
おいしいものが食べれるのがうれしかったのですが、

その代償として、勝負事にエキサイトなさった、奥方様の
黄色い声を聞かなくてはならないのは、
少しばかり憂鬱だったのでございます。


父が病気を患ってからは、
母は、どうしてもマージャンからは
遠ざかりがちになり、


それでも1年に1回くらいは、

ストレス発散も必要でしょうってことで

わたしが実家に留守番に行き、

母のストレス発散に貢献もしたりしておりました。


でも、父が病気では、
やはり、心から楽しめなかったようで、

父の亡くなる数年は、
母はマージャンする気力もなくなったらしく、
ずっとご無沙汰だったわけですね。





そして、喜ばしいことに、

ここ数か月、母の麻雀に復活の兆しが見え、

そしてマージャン友達も、
素敵奥様方ですけれど、
それぞれシニアなった奥方様ばかりで、


料理好きの母が、立候補して、
毎回、実家が雀荘と化し、

自分の家でランチ手料理でもてなしながら

マージャンが復活しているのが、

ここ最近の母のルーティンのようです。




どうやら心配することはなかったようで、


元気にお暮しになっている~~




とはいえさ、

いっくら、マージャンっていう印籠代わりでも、
わたしより先に携帯切ることないじゃんよ~~



などとちょいっとばっかし複雑な娘の気持ちなのでした。


そういえば、昔はよく、
母と、マッサージ5分とお小遣い30円を勝負し、
セブンブリッジをしたものでございます。

{よいこのお友達は、賭博はだめよ~~


そんなときの母の目は鋭く、


実の娘すら、『やっこさん』などと呼ぶ
根っからの勝負師なのでございました。


madrecard.jpg

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