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いつでも心にはシリウスがうつる。

昨夜は色々とあって、
何だか眠れない、


そうだ、こんなときは、アレを読もう!


ということで、温存していた、BL本を読み始めたのがこちら。



天球儀の海 (Holly NOVELS)天球儀の海 (Holly NOVELS)
(2012/10/25)
尾上 与一

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8月は、戦争とはきってもきれない記念日が多々あり、
その中で、テレビでも、戦争ドラマや映画を見たりする。

自分が、そんな戦争と向き合うような姿勢になっていたこともあり、
この天球儀も、自然に読めたのかもしれません。

舞台は、日本で、第二次世界大戦中のお話です。

こちらは前回、覚書をしたためた、

碧のかたみの本編で、

作者の書いた順でいうと、

1.天球儀の海
2.碧のかたみ

ということになります。


わたしは、敢えて、2番目から読んだのですが、


わたし個人の意見からいうと、
この逆の順番は大正解でした。

そして、天球儀、本当に本当に切なくよかった~~~



いつものように、勝手な感想
及びネタばればれでもいいよというかたのみ
こちらからどうぞ。



この話をひとつの形容詞で表せ。


などという受験問題が出るのであれば、

凡人のノパールは、これしかいえない。


切ない、、、


もうこれしか思い出せません。


受けも攻めも
互いを思いやる気持ちの覚悟が

壮絶で、
文字通り、相手のために命を捨てる、

他人からすれば

歪みきった愛でも、

全うすれば、純愛なんだよなああ、

と、読後感に思ってしまいました。


お話は、前回のかたみと同じように、

第2次世界大戦終局あたりの日本です。

政府はいよいよ暴挙に出て、


若き命の無駄使いの免罪符として
お国のためという、下らない思想を掲げます。

その中で特攻隊が各地で編成され、

まるで死刑宣告のように、

いつ執行命令がだされるのか
そんな明日すら不安な中で、

出動命令を待っているという主人公、
希(ゆき)

と、

希の憧れの人、資紀


主に、希の心の葛藤寄りに
書かれているので、読者は希に感情移入がしやすく、

途中、資紀の冷酷無比な態度に、怒り、

希が余計哀れになるんですが、、、

資紀も資紀なりの葛藤があるというのは、
勿論、話の流れからウスウス感じ取ることはできます。
ただ、あまりに、あまりに歪みすぎている彼の愛。

思わずアベサダ事件を思い出してしまったわたしでした。



今回のお話は


純愛でいうのであれば、

わたしが読んだBL作品の中でも
トップ1に輝くのではないかと
思ったりもします。


あの名作 『美しいこと』 では

美しい純愛なんだと
改めて認識したわけで、

天球儀の純愛では、

壮絶で狂気 という言葉が
頭から消えない純愛だと思いました。


だけどやはり尾上与一さんという方、

映像を思わせる描写が素晴らしく、

この話でも、星、星座が大きな意味合いを持ちます。

そして

男と男が睦む場面の表現が、
一番現実的な、
生物学的な出来事を、

こんなにもうまい表現が出来るのかと、

ほおおおっとため息をつかせるすごさがあります。

希の痛みと、やがて快楽へと感じていく
そんな移り変わりも、
手に取るように感じることが出来る、

すごい作家さんだと思いました。



特にわたしの個人的な意見では、


順番を変えて読んだからこそ、


天球儀の哀しい切なさが
胸にどおおんと応えたと思うの。


もし、先に天球儀を読んでたら、

おそらく、スピンオフの主人公、希の兄、恒に、

碧のかたみ、で少しばかり違和感があったかもしれない。

何故かというと、天球儀で
少しばかりでてくる恒、という人間は、

単なる、ドラえも●のジャイア●でしか思えなかったので、

でも、かたみを先に読んでるからこそ、

すべてがすんなりと進んでいく天球儀を
素直に受け止めることができたのでございます。


順番をどちらで読むかはみなさんの好み次第ですが、

順番はとにかくとして、
わたしとしては、是非とも、

碧のかたみ、天球儀の海

どちらも読んでいただきたいというのが本音です。

眠れない夜でしたが、
本当に、有意義な時間を過ごせて、
読後感はいがいに、ほおおっと、ほのぼのいたしましたので、

眠れない夜中、
心おだやかな眠り {永遠じゃないわよっだ! 
に つくことができました。

本当に本当に、いい話でした。vvv
     

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Author:ノパール
パトロン付きの毎日を満喫している自由人でございます。これ、きちんと訳しますと、勝手気ままに生きている専業主婦でございます。
年齢言いたがらない?これってかなり年だと思われます。でも心はいつでも年齢5チャイ!おいっ!

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