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首は良好4~地獄編①

  • 2016/12/08(木) 10:09:00

今回も入院話でございますので、
ご興味ある方のみ、どうぞ~





手術当日~


予定時間は14時なので、

ゆっくりなのですが、

もうすでに飲食は朝から禁止でございます。


オットーも会社を休んで立ち合いに来てくれて、

二人で病室でそのときを待ちます。




13時半頃になったので、

自分で浴衣に着替えます。

下は、パンチュだけ履いております。
また、血行をよくする着圧ストッキングが
看護師さんから手渡されましたので、
それも履きます。

いわゆる、市販のむくみとるやあつみたいな靴下。


履きご心地ですが、
そんなに圧がかかっている感じはしません。





で、14時近く、看護師さんが、


『時間おしてます!
前の手術が押してます~』



ということで

再び待ちの態勢です。


オットーは気軽なもんですよ。

テレビ見たりして、



わたしも画面を目で追うものの
でもこちとら、内心ドキドキ、


なるようになれ~ってなもんですが、

やはりお約束の時間を過ぎて待たされるのは、

覚悟していたものが、ガラガラと崩れていきます。




とにかくひたすら待つ。


ひたすら、待つ…



待ちくたびれた頃に、


『ノパールさん、手術室行きましょう~』



突然、呼ばれたりします。


え?ええ?えええ?




通常、手術っていうと
テレビドラマの手術場面しかみたことないから、

ストレッチャーなるものに乗っていくのかと思いきや、
{いや、アンタ、歩けるんですからっ!


てくてく歩きますよ。

そりゃ、今はまだ健康なので、一応。



オットーがしゃなり~とノパールの後に従い、

看護師さん先頭のもと、

ノパール様のお通りでございます。





やがてエレベーターは

地下のなんか古臭い部屋へ~



『オットーさんは、ここでお別れでございます。』


看護師さんの言葉に、

え?そんな急に?


勿論、別れの言葉もなく、{突然だったし、

ノパールはそのまま看護師さんと共に

手術室らしい大広間に足を踏み入れます。
{このときのオットーの表情すらも覚えてないくらい、
ノパールの視線は、もう手術室とオボシキ方へ~


なんか古臭いわりに、
全体的に、金属的な部屋です。

やけにだだっぴろくて

人が散財していました。


無造作に渡された、頭のキャップをかぶり、
{ばい菌シャットあうと~




用意されている手術台にのぼります。



よいしょっと。




何だか、知ってる手術の儀式{テレビドラマの受け売り~


とは全然違います。




横たわると、


麻酔科の先生やら
外科ナースの方々に{見事なまでに全員女性~



『御気分どうですか?』

『心配しなくても大丈夫ですよ。』

『はい、管いれますね』

『注射針入れます。チクッとしますよ~』



とかとか、もう矢継ぎ早に起こることに
{言われたことは今となってはまぼろし~
間違ってるかもしんないけど、そこはご愛敬~ ヲイッ!

ノパールは、ただただ、

『は~い』
『は~い』


と頷くだけ。


めちゃくちゃ心臓破裂しそうなほど
ドキドキしてますけどおおおっ~!!!



と、いきなり、


『はい、麻酔いれますね。』


言われた途端、


ガサガサっと酸素マスクを被せられ…





ドラマでは、
ひとおおつ

ふたああつ~

みぃぃぃっつ~



はい落ちた!



って感じで麻酔が効くのと思いきや、



ノパールの場合、


『麻酔いれますね。眠くなりますよ。』


という声と同時に、


なんでしょう、

貧血のように、

頭から血が下がるような、
気持ちの悪さで

フェードアウトです。






…。










チン!
はい、落ちたようです。


















『あのおおおおお…』


わたしの声で
ハッとしたように看護師さんたちの声が聞こえます。



『患者さん、目が覚めました~』
『ノパールさん、ご気分どうですか?』
『もう手術無事に終わりましたよ~』


そんな声が聞こえました。
普通、ドラマだと、

『○○さん、起きてください~』

的に起こされるのかと思いましたが

麻酔科の先生のぴったりの処方なのか、

ノパールもグッドタイミングで目覚めたようです。




『ご気分はいかがですか?』



いや、まだよくわからないし…





すると、頭にキャップを被った担当医の先生が

にょっきり~と 瞳に映りました。




『あのね、食道、すこおおし破けちゃったよ。』


唐突の言葉に全く意味不明なのですが、

わたしとしてみれば、

入院中に聞かされ、同意書を取られた、


”緊急時の輸血~”


が即座に頭をよぎり、




『先生、輸血しちゃったんですか?』

『うん?輸血はしませんでしたよ。』






という会話で、ほっとしたのを覚えています。


入院当初、同意書を取るにあたり、
色々と説明を受けるんですね。

滅多にないことだけれど、
100%安全という言葉を言えない病院側は

いつも最悪のケースということを患者に理解させます。

甲状腺の手術{わたしのような症状の場合、

執刀の先生も経験値豊富なので、
そんなに危険な手術ではないのですけれど、

稀ではあるが緊急輸血する場合があり、


輸血した後の後遺症で

感染症、肝炎やらHIVやらという病気になる可能性が

ゼロというわけではない~ということ。


勿論、そんな感染症になっちゃうのは、
本当に極低低低の割合だし、

輸血してもみなさん輸血のお陰で
健康な生活を取り戻された方が大半でございます。


それでも気の小さな心配性のオンナは

そのリスクをわかった上での輸血に挑むのですから、


やはり、覚悟いります。{チキン~その名はチキン~

ノパールは、極楽とんぼのようにみえて

意外に、サイアクのパターンを考えてから
色々物事を構築するタイプなので、

リスクも考えたとき、


出来れば、輸血はしたくない!


そんな風に思っていたので、



多分、最初に、
その心配事が口に出たと思われます。










で、輸血なし~という言葉に安堵し、



そのあと先生はいつのまにかいなくなり、

わたしもモウロウとしながら看護師さんが

『じゃあ病室に移動します。』


という声を聞きながら、
ベッドが手術室を移動するのを感じます。





すぐそばに、いつそこに居たのか役に立たないオットーが


のほほほ~んと手術室のすぐそばに立っていて、
一緒に病室まで移動です。


オットーが、

『成功だって、よかったね。vv』
{ウフとは言いませんでしたよ。


オットーが神妙に声をかけてくれましたが、
{オットーなりに緊張していたのか?


オットーの声を聞きながら
ノパールとしちゃ、何か気持ちが悪い。

マジ、吐きたい。

よってオットーと会話するどころではありません。

ただ、うん、うん、と頷くのみ~



だって、ストレッチャーみたいなベッドで
ガラガラと移動する居心地の悪さったらありません。


病棟と病棟の間のシキイみたいなBUMP的なものをまたぐ際、

ストレッチャーがガタンと大きく揺れ、

またまた気持ち悪いったらありゃしません。

ガタガタ揺られながら
段々意識がはっきりしてきて、

麻酔は完全に抜けきっている感じですが、


意識がはっきりするにしたがって、





いわゆる腹の空腹感で


マジに気持ちが悪いのです。










病室につきました。



オットーがしばし、ついててくれますが、

もうしゃべる元気がありません。

いつもおしゃべりなオンナ
口から生まれたと言われるオンナ、

そんなノパールが
ただただただ、気持ち悪そうにウンウンと唸っている~


『このときはさすがに
哀れに思ったよ~(泣) カワイソ.。.:* ・゜(´^`)゜・*:.。. 

とはオットーの後の談でございます。




とにかく唾を飲み込むたびに
焼けるような痛さを感じます。



しばし目を閉じましたが

気持ちの悪さと強烈な痛さの闘いです。



オットーは1時間くらい病室に居てくれたようですが、

何を話したか、全く覚えてないくらい、

喉の痛さと気持ちの悪さったら、もう最悪でございました。



オットーが帰った後、


看護師さんが何度も様子を見にきてくれます。



手術後数時間は

なんとか気持ち悪さに耐えたのですが、


夜中、何度も何度も吐きました。


嘔吐の不快感に体が思うように動けない不快感が加わります。
術後なので、いわゆるわけの分からない管が
鼻とか、首とか、腕とか、たくさんあって
動くに動けない状態です。


吐きましたが、何も出てこねえ~
だって腹はカラなんだもん~


そして吐けば、喉は痛いし、
でも気持ち悪い~



熱も出てきてるようで、


鎮痛剤も点滴にいれていただきましたが、

風邪をひいたように腰がだるく異常に痛くなり、

もう最悪のサイアク~



何度も、



『かみさまあああああ~』


と、普段なんもしてないのに、こういうときだけ~的な、
にわか信者になりさがり、



『かみさまああああ~』

と心の中で叫びましたよ。


こんなに痛いって先生言ってなかったじゃん?


たすけて~かみさまあああ~





気持ちの悪さは、わたしの場合、

腹が空き過ぎて空き過ぎて空き過ぎて、
逆に気持ち悪くなっちゃう的な感じの重症のものです。



実は、朝食抜きの時点、

昼頃、すでに空腹に悩まされていたノパールで、




看護師さんに、

『麻酔から覚めると、
しばし気分がよくないですからね。』



という言葉をもらいましたが、


ノパールは、何度も何度も、


『いいえ、麻酔の気分の悪さではなく、
お腹が、お腹が、減って…
空腹のための…』



うわごとのように繰り返していたノパールです。






本当に手術当日の夜中に担当してくださった看護師さん、
ありがとうございました。



夜中に数度、ナースコールを押し、

吐きました。

嫌な顔ひとつせず、ケアしていただきました。

『それが仕事ですから、大丈夫ですよ~』



優しくおっしゃればおっしゃっていただくほど、

なんだか、申し訳なくなってしまったノパールです。




この夜は、


先生の謎の言葉、


『食道に少し穴が開いちゃったね。』


という意味を考えることもなく
{って、そんな余裕なんかないし。


とにかく、ひたすら、

点滴と薬のお陰で眠りについたノパールでございました。





この言葉がわかるのはその翌日のことでございます。




つづく~


  • | Edit
  • 首は良好5~地獄編②

    • 2016/12/08(木) 22:18:00

    ずっと手術・入院の話です。
    ご興味あるかたのみ、どうぞ~ ゲッツ!








    さて、手術した翌早朝、
    5時には目が覚めました。



    おかげ様で吐き気は過ぎ去りました。



    けれど、空腹の不快感と
    管が体から何本も出ているのと、
    喉が焼けるように痛いのと、

    気分はサイアクでございます。

    昨夜は、そこに吐き気が加わったわけですから、

    最悪のサイアクではありましたけど…




    でね、朝、落ち着いてみてやっとわかったこと。


    状態の把握ね。



    まず、手術前に履いていたパンチュが

    いつのまにかT字帯に変わっています。
    {簡単にいうと、ふんどしっチックなものです。

      anywaycheerful.jpg

    かろうじて…ですけど…






    T字帯は、トイレ事情のためだと思われます。

    それもそのはず、

    なんだか違和感。

    はい、ひとつめの管は尿道カテーテルですね。


    つまり、オシッコは、トイレに行かなくても
    このままおもらし状態
    しゃあああ~って出しちゃっても
    あら~不思議~漏れないの~ってなもんです。
    {大の方は、当分出ませんよ。
    何も食べてないんですから~




    とはいえ、脳がちゃんと学習しているので、

    オシッコしたいからといって、

    いきなり~ってできないんですよ。


    なのでとても難儀でございます。





    二つ目の管は、

    首に刺さっていました。
    こういう言い方をすると
    何ともアレですが、

    ドレーンと呼ばれる管で、

    甲状腺の腫瘍を切除する場合、

    首を切るわけですね。
    わたしの場合は、
    鎖骨より少しばかり上の部分です。


    切った後、中を縫合しますけれど、
    内部で当然多少の出血はあります。

    なので、血が喉にたまらないように、

    管から外に出す~というシロモノです。


    そういえば、手術前、先生が、

    甲状腺の手術のリスクを
    ノパールが聞いたとき、

    そのひとつに、

    『術後、出血が止まらず、
    血が喉にどんどんたまって
    気管などを圧迫し呼吸できなくなる場合もあるね。』

    と言ってったけ。

    で、その場合はすぐに喉を切って血をださないと
    呼吸困難になってしまうので、とのことでした。


    なので、
    このドレインは喉に血を溜めないようにするわけですね。

    首からでたドレインの先には

    袋とつながっていて、
    血が出る場合そこにたまっていくので、

    袋には紐がついていて、
    それを首にいつもかけています。
    それがないと袋の重みで首のドレインが抜けちゃうので。


    で、そのだら~~~んとかけた
    ドレインの袋が意外に重いんですよ。



    別段、血が大量に出ているわけではないのですが、
    袋の中に、なんか変な板みたいなものがあって
    それが重いので、動くときにやっぱり違和感です。





    3つ目の管は、鼻からでていました。



    これは、胃と直結しているものらしく、

    どんなふうに胃の中で直結しているかは
    トーシローにはわかりませんが、

    とにかく、鼻と喉を圧迫して、違和感ありありです。







    朝8時になり、

    手術執刀医の担当の先生が
    様子見にきてくれました。


    この先生としゃべってると
    なんだか不安がまぎれます。

    仮名として、今後

    ほのぼのの、ボノ先生と呼ぶことにします。




    『どうご気分は?』




    わたしのどんよりした表情が
    何をかいわんやです。




    『とにかく、
    痛くて痛くてたまりません。(泣)』



    ベッドから起き上がるのも
    チューブやらがからみそうですし、
    また、点滴らしきものがぶらさがる
    点滴棒に色々と下がっていて
    とっても動きずらい。
    首からもさがってるし


    その上、やはりフラフラ~する。


    でも一応ベッドに座ります。




    『うん。手術したばっかりだしね。
    喉の痛みは、今、管が入っているし…
    食道も切っちゃったしね。』




    ここで、ノパールは
    術後すぐの先生の言葉を思い出します。



    ///あのね、食道、すこおおし破けちゃったよ。///



    蘇りました。



    そこで、ボノ先生が懇切丁寧に
    かつ、わかり易く説明してくれます。





    医学的には、
    通常甲状腺の腫瘍は10mmくらいから
    切除を推奨しているのだけれど、

    ノパールの腫瘍は、
    結局4cmちかくも肥大しておりました。
    {大きい腫瘍というのは事前に知っています。


    早い話が、腫瘍がでかくなって食道に
    癒着していたということなのでございます。

    そして、ノパールのすごいところは、

    食道に憩室(けいしつ)があるんですね。
    いわゆる、ポケットみたいなもので、
    命には別状ないものなんですが、
    とにかく、余計なものが
    ノパールの体にはついている~


    で、その憩室あたりに
    成長した甲状腺の腫瘍が丁度癒着したので、
    切り離すとき、憩室のびろ~んとした皮が破けて、
    食道に傷がついたということでございます。

    わたし的な理解で言うとこんな感じです。


    医学的には、果たしてこの言い方が
    正しいかどうか知りゃあしませんが、


    ま、そんな風な理解です。



    で、ボノ先生としても

    この食道憩室~に癒着というのは、
    長い間の経験豊富をしても


    想・定・外 

    の事態だったといういことでございます。


    もちろん、だからといって、
    どっかの国の役人のように想定外にあわてふためく~
    なんてこともなく

    ボノ先生は落ち着いて
    しっかり食道を縫い合わせたとのことです。



    なので、今のノパールは、

    甲状腺の手術をした人と比べると

    余計な管が一本入っているんですね。



    それが鼻から胃に直結するというチューブです。



    つまりは、食道がちゃんと塞がるまで

    口からは食べ物がとれない!とのことです。




    事前の話では、

    術後、翌日から、むせなければ、

    口から飲み物も飲めたし
    そこそこの食べ物を食べれるはず。



    ところが、ノパールさん、



    術前に呑気で過ごしていた代償か?

    ここで本当の意味の試練が訪れます。





    『今日は我慢して、
    今夜あたりから鼻から栄養液をいれましょう。』


    えええ?


    『じゃ、先生食べれないんですか?』
    『うん。もう少し様子みないと。』
    『じゃ、退院は?』
    『少し伸びるね。
    完全に食道がふさがったかどうか
    確認してからじゃないと。』




    orz









    体はふらふら~だし
    喉も焼けるように痛いし、


    でも、なんか飲みたい~

    飲みたいんだお~っ!!





    orz








    鼻のチューブが抜けるまでは、

    飲み物は、口の中をゆすぐだけで

    何も飲めないのでございます。




    何も、

    何一つ、

    一滴すらも、


    飲めないのでございます。







    orz






    ボノ先生が病室を出て行ったあっと、

    廊下では、朝食を片付ける音が

    ガチャガチャと聞こえてきます。





    あああ~


    ノパールは、食えない…



    何一つ、食えない~






    体につきささっているチューブたちが不快感~

    身動きがとれない~




    afterope1.jpg 










    身動きもままらないけど
    みうごきすると少しばかりまだフラフラします。


    やはり食欲は、それほどにはないようです。
    喉の痛みが勝ります。

    だるくてベッドで寝ていたいけれど、


    体力回復には、廊下を歩く運動を~


    事前の説明で聞いておりましたから、

    とりあえずベッドに座ります。

    でもきつい~




    朝10時、車いすに初めて乗って

    耳鼻咽喉科に行きます。


    声帯のチェックです。


    事前説明のリスクのひとつに、


    甲状腺のご近所に声帯があり

    万が一声帯に傷がついた場合、
    声質が変わったり、
    高音が出にくくなったりする場合もあるし、


    最悪は、声が出にくくなったり
    最悪のサイアクは、声がでなくなったりと

    そんなリスク説明を聞きました。


    まあ、そうなった場合は、
    毎日、声を怖がらずちゃんと出すことで、
    ある程度のリハビリで元に戻ることがあるとのことで、
    (声が出なくなった場合は、
    完全に声帯手術で声を戻す方法もあるそうですが)



    そのリスクも、かなり低いことだし、

    ボノ先生の腕を信頼していたので、

    それに関してはあまり心配してなかったノパールですが、


    ボノ先生は念には念をということで、
    本日、耳鼻咽喉科を予約してくれていました。



    初め、看護師さんに車いすで押され、

    やたらめたら色々なものが下がっている
    点滴棒をノパールは押しながら、

    体から出た3本のチューブを気にしながらと

    耳鼻科に行く道すがら、

    とっても気分が悪くて、

    風邪のひきはじめのような

    だるさだったので、


    耳鼻科に行った途端、

    患者さんの長蛇に、

    このまま待ってるのは辛いなあ~


    と思ったのですが…




    看護師さんは、
    ノパールと一緒に待つわけにもいきません。

    多忙ですから、職場に戻ります。


    なので、一人、そこに残されたノパールです。

    だるいし、気分もすぐれないし、
    でも、ここで倒れてもいけない!

    そんな緊張も生まれます。


    時間がたつにつれ、

    段々、ほどよい緊張がよかったのか

    体がしゃんとしてきました。


    自分の順番が回ってっくるころには、


    しゃきん!としていたノパールです。


    耳鼻科の先生に、

    鼻からカメラを入れられました。


    多少、違和感ですが

    鼻に痛みはなくスムースに

    声帯などが画面に映し出されております。


    先生は開口一番、


    『あ!全然大丈夫!声帯、しっかり閉まってる!』

    そうおっさります。



    声帯は二つの紙のような扉でできていて、
    これが振動で、ちゃんと閉まって声が出る。

    声帯の扉のどちらかがゆるくなって
    ちゃんと閉まらないと、

    声をだすことに問題がでてくるらしい。




    『よし、大丈夫!
    きちんと確認しないと
    ボノ先生に怒られちゃうからな。』


    耳鼻科の先生はそんな風に冗談をいいますが、

    わたしとしてみれば、

    ボノ先生のアフターケアに頭がさがります。








    なんだか、耳鼻科で
    声帯がちゃんとしてるって聞いたのか、

    少しずつ回復しているのか、


    午後あたりからは、


    だいぶ体が楽になり、


    部屋の中をゆっくりではありますが、

    慣れない点滴棒を押して

    歩くことが出来るようになります。




    けれど、相変わらず、のどの痛みはマックスです。



    これは鼻から通してあるチューブが
    そうさせるのか、

    はたまた、切った食道が痛むのか、


    よくわかりませんが、


    痛みをマックス10とするなら、


    軽く10を超える痛みに、


    辛いです。

    体は少しずつ楽だけれど、

    ツバを飲み込むことすら怖くなる。


    それでいて、喉が渇いて
    なんか飲みたい。




    そんな葛藤なのでございます。


    そしてメモによれば、

    この日はやはり、
    熱がでて苦しいってありました。

    それでも昨夜よりはまし~

    ってだけで、やっぱり厳しい1日だったようです。



    補足*あっ!忘れてた
    腕にはしっかり点滴の針もささっていましたよ~

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