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首は良好5~地獄編②

ずっと手術・入院の話です。
ご興味あるかたのみ、どうぞ~ ゲッツ!








さて、手術した翌早朝、
5時には目が覚めました。



おかげ様で吐き気は過ぎ去りました。



けれど、空腹の不快感と
管が体から何本も出ているのと、
喉が焼けるように痛いのと、

気分はサイアクでございます。

昨夜は、そこに吐き気が加わったわけですから、

最悪のサイアクではありましたけど…




でね、朝、落ち着いてみてやっとわかったこと。


状態の把握ね。



まず、手術前に履いていたパンチュが

いつのまにかT字帯に変わっています。
{簡単にいうと、ふんどしっチックなものです。

  anywaycheerful.jpg

かろうじて…ですけど…






T字帯は、トイレ事情のためだと思われます。

それもそのはず、

なんだか違和感。

はい、ひとつめの管は尿道カテーテルですね。


つまり、オシッコは、トイレに行かなくても
このままおもらし状態
しゃあああ~って出しちゃっても
あら~不思議~漏れないの~ってなもんです。
{大の方は、当分出ませんよ。
何も食べてないんですから~




とはいえ、脳がちゃんと学習しているので、

オシッコしたいからといって、

いきなり~ってできないんですよ。


なのでとても難儀でございます。





二つ目の管は、

首に刺さっていました。
こういう言い方をすると
何ともアレですが、

ドレーンと呼ばれる管で、

甲状腺の腫瘍を切除する場合、

首を切るわけですね。
わたしの場合は、
鎖骨より少しばかり上の部分です。


切った後、中を縫合しますけれど、
内部で当然多少の出血はあります。

なので、血が喉にたまらないように、

管から外に出す~というシロモノです。


そういえば、手術前、先生が、

甲状腺の手術のリスクを
ノパールが聞いたとき、

そのひとつに、

『術後、出血が止まらず、
血が喉にどんどんたまって
気管などを圧迫し呼吸できなくなる場合もあるね。』

と言ってったけ。

で、その場合はすぐに喉を切って血をださないと
呼吸困難になってしまうので、とのことでした。


なので、
このドレインは喉に血を溜めないようにするわけですね。

首からでたドレインの先には

袋とつながっていて、
血が出る場合そこにたまっていくので、

袋には紐がついていて、
それを首にいつもかけています。
それがないと袋の重みで首のドレインが抜けちゃうので。


で、そのだら~~~んとかけた
ドレインの袋が意外に重いんですよ。



別段、血が大量に出ているわけではないのですが、
袋の中に、なんか変な板みたいなものがあって
それが重いので、動くときにやっぱり違和感です。





3つ目の管は、鼻からでていました。



これは、胃と直結しているものらしく、

どんなふうに胃の中で直結しているかは
トーシローにはわかりませんが、

とにかく、鼻と喉を圧迫して、違和感ありありです。







朝8時になり、

手術執刀医の担当の先生が
様子見にきてくれました。


この先生としゃべってると
なんだか不安がまぎれます。

仮名として、今後

ほのぼのの、ボノ先生と呼ぶことにします。




『どうご気分は?』




わたしのどんよりした表情が
何をかいわんやです。




『とにかく、
痛くて痛くてたまりません。(泣)』



ベッドから起き上がるのも
チューブやらがからみそうですし、
また、点滴らしきものがぶらさがる
点滴棒に色々と下がっていて
とっても動きずらい。
首からもさがってるし


その上、やはりフラフラ~する。


でも一応ベッドに座ります。




『うん。手術したばっかりだしね。
喉の痛みは、今、管が入っているし…
食道も切っちゃったしね。』




ここで、ノパールは
術後すぐの先生の言葉を思い出します。



///あのね、食道、すこおおし破けちゃったよ。///



蘇りました。



そこで、ボノ先生が懇切丁寧に
かつ、わかり易く説明してくれます。





医学的には、
通常甲状腺の腫瘍は10mmくらいから
切除を推奨しているのだけれど、

ノパールの腫瘍は、
結局4cmちかくも肥大しておりました。
{大きい腫瘍というのは事前に知っています。


早い話が、腫瘍がでかくなって食道に
癒着していたということなのでございます。

そして、ノパールのすごいところは、

食道に憩室(けいしつ)があるんですね。
いわゆる、ポケットみたいなもので、
命には別状ないものなんですが、
とにかく、余計なものが
ノパールの体にはついている~


で、その憩室あたりに
成長した甲状腺の腫瘍が丁度癒着したので、
切り離すとき、憩室のびろ~んとした皮が破けて、
食道に傷がついたということでございます。

わたし的な理解で言うとこんな感じです。


医学的には、果たしてこの言い方が
正しいかどうか知りゃあしませんが、


ま、そんな風な理解です。



で、ボノ先生としても

この食道憩室~に癒着というのは、
長い間の経験豊富をしても


想・定・外 

の事態だったといういことでございます。


もちろん、だからといって、
どっかの国の役人のように想定外にあわてふためく~
なんてこともなく

ボノ先生は落ち着いて
しっかり食道を縫い合わせたとのことです。



なので、今のノパールは、

甲状腺の手術をした人と比べると

余計な管が一本入っているんですね。



それが鼻から胃に直結するというチューブです。



つまりは、食道がちゃんと塞がるまで

口からは食べ物がとれない!とのことです。




事前の話では、

術後、翌日から、むせなければ、

口から飲み物も飲めたし
そこそこの食べ物を食べれるはず。



ところが、ノパールさん、



術前に呑気で過ごしていた代償か?

ここで本当の意味の試練が訪れます。





『今日は我慢して、
今夜あたりから鼻から栄養液をいれましょう。』


えええ?


『じゃ、先生食べれないんですか?』
『うん。もう少し様子みないと。』
『じゃ、退院は?』
『少し伸びるね。
完全に食道がふさがったかどうか
確認してからじゃないと。』




orz









体はふらふら~だし
喉も焼けるように痛いし、


でも、なんか飲みたい~

飲みたいんだお~っ!!





orz








鼻のチューブが抜けるまでは、

飲み物は、口の中をゆすぐだけで

何も飲めないのでございます。




何も、

何一つ、

一滴すらも、


飲めないのでございます。







orz






ボノ先生が病室を出て行ったあっと、

廊下では、朝食を片付ける音が

ガチャガチャと聞こえてきます。





あああ~


ノパールは、食えない…



何一つ、食えない~






体につきささっているチューブたちが不快感~

身動きがとれない~




afterope1.jpg 










身動きもままらないけど
みうごきすると少しばかりまだフラフラします。


やはり食欲は、それほどにはないようです。
喉の痛みが勝ります。

だるくてベッドで寝ていたいけれど、


体力回復には、廊下を歩く運動を~


事前の説明で聞いておりましたから、

とりあえずベッドに座ります。

でもきつい~




朝10時、車いすに初めて乗って

耳鼻咽喉科に行きます。


声帯のチェックです。


事前説明のリスクのひとつに、


甲状腺のご近所に声帯があり

万が一声帯に傷がついた場合、
声質が変わったり、
高音が出にくくなったりする場合もあるし、


最悪は、声が出にくくなったり
最悪のサイアクは、声がでなくなったりと

そんなリスク説明を聞きました。


まあ、そうなった場合は、
毎日、声を怖がらずちゃんと出すことで、
ある程度のリハビリで元に戻ることがあるとのことで、
(声が出なくなった場合は、
完全に声帯手術で声を戻す方法もあるそうですが)



そのリスクも、かなり低いことだし、

ボノ先生の腕を信頼していたので、

それに関してはあまり心配してなかったノパールですが、


ボノ先生は念には念をということで、
本日、耳鼻咽喉科を予約してくれていました。



初め、看護師さんに車いすで押され、

やたらめたら色々なものが下がっている
点滴棒をノパールは押しながら、

体から出た3本のチューブを気にしながらと

耳鼻科に行く道すがら、

とっても気分が悪くて、

風邪のひきはじめのような

だるさだったので、


耳鼻科に行った途端、

患者さんの長蛇に、

このまま待ってるのは辛いなあ~


と思ったのですが…




看護師さんは、
ノパールと一緒に待つわけにもいきません。

多忙ですから、職場に戻ります。


なので、一人、そこに残されたノパールです。

だるいし、気分もすぐれないし、
でも、ここで倒れてもいけない!

そんな緊張も生まれます。


時間がたつにつれ、

段々、ほどよい緊張がよかったのか

体がしゃんとしてきました。


自分の順番が回ってっくるころには、


しゃきん!としていたノパールです。


耳鼻科の先生に、

鼻からカメラを入れられました。


多少、違和感ですが

鼻に痛みはなくスムースに

声帯などが画面に映し出されております。


先生は開口一番、


『あ!全然大丈夫!声帯、しっかり閉まってる!』

そうおっさります。



声帯は二つの紙のような扉でできていて、
これが振動で、ちゃんと閉まって声が出る。

声帯の扉のどちらかがゆるくなって
ちゃんと閉まらないと、

声をだすことに問題がでてくるらしい。




『よし、大丈夫!
きちんと確認しないと
ボノ先生に怒られちゃうからな。』


耳鼻科の先生はそんな風に冗談をいいますが、

わたしとしてみれば、

ボノ先生のアフターケアに頭がさがります。








なんだか、耳鼻科で
声帯がちゃんとしてるって聞いたのか、

少しずつ回復しているのか、


午後あたりからは、


だいぶ体が楽になり、


部屋の中をゆっくりではありますが、

慣れない点滴棒を押して

歩くことが出来るようになります。




けれど、相変わらず、のどの痛みはマックスです。



これは鼻から通してあるチューブが
そうさせるのか、

はたまた、切った食道が痛むのか、


よくわかりませんが、


痛みをマックス10とするなら、


軽く10を超える痛みに、


辛いです。

体は少しずつ楽だけれど、

ツバを飲み込むことすら怖くなる。


それでいて、喉が渇いて
なんか飲みたい。




そんな葛藤なのでございます。


そしてメモによれば、

この日はやはり、
熱がでて苦しいってありました。

それでも昨夜よりはまし~

ってだけで、やっぱり厳しい1日だったようです。



補足*あっ!忘れてた
腕にはしっかり点滴の針もささっていましたよ~

     

コメント

No Title

読みたくなかったけど全部読んじゃった・・・
(管理人さんには黙っておこう)

ノパールさん、あの時期にそんなことがあったとは・・・
自分(管理人さんだけど)と重なるわー

Re: No Title

ウニちゃん飼い主さん:

わたしもびっくり~
入院中、管理人さんも入院しちゃって
ヒトゴトと思えず、ついコメしちゃった~

手術心配だけど、
でも自分に合った医者が見つかれば
それだけで心が軽くなる気がするのだ。

逆にいうと、やっぱ、どんなにいい病院で
どんなに腕がいいと言われてるドクでも
自分に合わないと、やっぱ不安だしね。

わたしの場合はそんな感じで手術に臨んだ感じ~
Secre

     
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プロフィール

ノパール

Author:ノパール
パトロン付きの毎日を満喫している自由人でございます。これ、きちんと訳しますと、勝手気ままに生きている専業主婦でございます。
年齢言いたがらない?これってかなり年だと思われます。でも心はいつでも年齢5チャイ!おいっ!

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